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超少人数の外資系スタートアップで長期インターンをしてみた

2021 年 3 月末で、Smartly.io (※) で約半年の長期インターンをしてくれた川本 宗千力 (むねちか) さんが、社会人になるので卒業😭 実際働いてみてどうだったのか、感じたことを語ってくれました。

学生で、外資系企業、しかも日本進出直後の超小さなチームで働く機会はそう多くないと思うので、そういう経験をしてみたい方にとっては貴重な体験談だと思います!

※Smartly.io はフィンランド発のマーケティングテック企業で、Facebook, Instagram といった SNS 上の広告を運用する際に役立つ凄いソリューションを、広告主・広告代理店向けに SaaS で提供しています。

坂本:約半年間のインターンお疲れ様でした!

川本:ありがとうございました!

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写真右から、カントリーマネージャ兼セールスの坂本 (この note の筆者)、元インターンの川本、元々本社勤務のエンジニアで現在日本の大学に留学中のエルッカ、新インターンの小畑、カスタマーサクセスの荒井

坂本:これから Smartly.io でインターンをする人...だと対象が少なすぎるから(笑)、外資系企業の日本法人とか、少人数のチームでインターンをする学生の参考になるように、半年間の体験について教えてもらえると嬉しいです。

川本:なんでも聞いてください。

きっかけは YouTube と Twitter

坂本:まずは Smartly.io でインターンしたきっかけだけど、まだ僕らが募集をかけ始めてないのに応募してきたんよね。

川本:そうですね。長期インターンをしたくて何社かに応募していたんですけど、コロナで採用が減ったのもあってか、連絡が返ってこないことが多かったんですよね。そんな時にたまたま YouTube で坂本さんが出ている動画を見て。

川本:もともと Twitter もフォローしてた方だってことに気がついたんです。で、思い切って直接 DM で応募してみたら、すぐ返信が来たのを覚えています。笑

坂本:僕も、東大生で Google 内定者から応募きた!!ってテンション爆上がりだったのを覚えてるよ(笑)。今改めて Twitter DM 見たら、3 分でレス返してた。笑笑

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坂本:色々インターン先の候補はあったと思うんやけど、Smartly.io に興味をもったのはどういうところ?

川本:大きく 2 つありました。1 つ目は SNS 広告に関わるお仕事ができる点です。ネット広告関連でインターンを探していたのですが、Smartly.io ではがっつり Facebook や Instagram などの SNS (ソーシャル) 広告に関われる点に魅力を感じました。

坂本:それは内定先が Google だから、それとは違う種類の広告について学んでみたかったっていう観点から?

川本:初めは単に広告に関するお仕事をしてみたいという思いからでした。就活で「広告に興味があります」と言いながら実際には仕事で携わったことはなかったんです。

坂本:まぁ確かに、自分で事業やってるとかでもない限り、学生が広告を運用することってあんまり無いかもしれない。

川本:結果的に違う種類の広告に触れられるのはとても面白そうだと思いました。

坂本:それは何よりである!

川本:そしてもう 1 つが、インターン生にも色々な仕事を任せてもらえそうだった点です。Smartly.io はスタートアップ企業で、日本チームはまだ 2 人しかメンバーがいないとのことだったので、インターン生としてはいろいろなことをで出来るのではないかなと思ったんです。

坂本:小さくて不完全なチームほど、定型じゃない色んな仕事をやれる、ってのは確かにあるよね〜。

川本:後から知ったことなのですが、Slack での業務連絡や社内の資料はすべて英語と聞いて、最初は少し戸惑いました。でもそうした環境に身をおいてみるのもいい経験になると思って、挑戦してみることにしました。

坂本:社会人になってもどうせ、英語で仕事しなきゃいけないシーンがすぐに訪れるやろうしね。

『外資系企業の日本法人』でのインターンの実態

坂本:実際に働いてみてどうだった?当初の期待通りだった?

川本:最初に坂本さんや日本のメンバーの方々と少し話しただけで、働きやすそうな環境だなと思っていたのですが、実際に働いてみてチーム内の風通しの良さや働きやすさは期待通りでした。インターン生の意見もしっかり汲んでもらえて、とても感謝しています。

坂本:どのへんが風通しの良さ・働きやすさを感じるポイントだった?

川本:まずはやはりコミュニケーションの取り方ですね。英語だからというのもあると思いますが、日本だけでなくグローバルの方々もインターンを始めたての僕と対等にコミュニケーションをとってくださっていたと感じました。

坂本:確かに。川本くんがしっかりしてて、1 人の戦力として任せられそうやなって思った、ってのもあるけどね。

川本:働くスケジュールについても柔軟に対応していただけました。

坂本:元々日本は物理的に独立してるから割と自由だったけど、コロナでリモートワークだったから、労働時間の管理とかは最初から諦めてたところはある(笑)。仕事さえちゃんとやってくれてればいいや、って。

川本:自分のペースで好きな時に働くことができたのは良かったですね。

坂本:インターンの意見も汲んでもらったって言ってたけど、川本さんの提案で実行されたもので、覚えてるものとかってある?

川本:日本チームオリジナルの成功事例や、重要なプレスリリースの内容を大幅に任せていただきました。HubSpot などのツールの操作に関してはグローバルのメンバーにやり方をどんどん教わって、全て自分でできるようになりました。

坂本:結構な数のコンテンツを作ってもらったよね。職歴に「コンテンツマーケティング」って書いて良いと思うよ(笑)。HubSpot は正直、僕より川本さんのほうが詳しいと思う...知らない機能も使いこなしてるし...。お願いやからちゃんと引き継いでいってね。

川本:あと英語面で苦労したのはある意味、期待通りというか、想定通りでした。笑

坂本:なるほどねー。逆に予想外だったこととか、期待外れだったこととかはある?

川本:当初は Smartly.io でどんな事ができるか正直良くわかっていなかったのですが、学んでいく中で Smartly.io を使って出来ることの多さや、得られる成果の大きさを知って驚きました。

坂本:ポジティブなほうの予想外やね!そのへんは僕らももっと上手に外に伝えていかんとな〜。

川本:裁量権に関しては、予想以上に多くのことを任せていただけたと思います。「これインターン生がやってしまって大丈夫かな?」と思うようなことまで経験させていただいてとてもいい経験になりました。

坂本:例えば?

川本:社外の方に見せるドキュメントやスライドの編集、クライアント候補がリストアップされたスプレッドシートの編集あたりですかね。

坂本:思いっきり『Confidential』って書かれてる資料とかも普通に扱ってもらってたね、例えば(笑)。

川本:あとは日本チームが僕も含めて 3 人しかいないこともあり、海外メンバーの力を借りないと日本だけでは解決できないことが多くあったことも、インターンを始める前はあまり想定できていませんでした。海外に本社がある会社で働くのが始めてだったので、そこはカルチャーショックだったかもしれません。

坂本:確かに「僕も分からんから、シンガポールに聞いてみて」みたいなのはよくあったね。海外メンバーと一緒にやったプロジェクトだとどういうのがあった?

川本:セールス用のスプレッドシートの編集や、コンテンツの配信などのマーケティング活動では海外メンバーによくお世話になっていました。

坂本:けっこう世界でも最先端のコンテンツマーケティングとかインサイドセールスのやり方に、実は接してたってことやね。

インターンで工夫していたこと

川本:自分としては、仕事を生み出す面と、それを解決する面の 2 つで工夫してみました。

坂本:生み出す面と、解決する面?

川本:Smartly.io では『インターン生がやる仕事』が確固として決まっていたわけではなかったですよね。なので、言われたことだけでなく、必要だと思ったことは自分から仕事をもらえるように働きかけるようにしていました。

坂本:なるほど、それが生み出す面ね。

川本:自分から「これもやりたいです」と言ったことは、ほとんど全て「やっておいて」みたいな感じで任せていただけたのはびっくりしました。いい意味で放置していただいていたと思います。笑

坂本:何かしら良くなると思って提案してくれてるんだったら、拒否する理由はないし、かといって自分でやるリソースもないし、というね。。こっちとしても自発的に手を挙げてくれて助かったよ。

川本:で、仕事をやっていると、毎回必ずと言っていいほどわからないことが出てきたのですが、日本チームの方々に聞いてもわからないことも多々ありました。

坂本:そうね。僕らでさえやったことない仕事、もけっこう川本くんにお任せしちゃってたからね。良いのか悪いのか。笑

川本:そういうときはグローバルのメンバーに聞いて教えてもらっていたのですが、世界中のメンバーとコミュニケーションをとって助けていただけたのは、外資系企業ならではの経験だなと思いました。

坂本:ちょっと楽しいよね。

インターンを通して学んだこと

坂本:振り返って、この半年のインターンでどんなことを学んで、身に付けられたと思う?

川本:インターンを通して学んだことは知識面とマインドセット面の大きく 2 つあります。

坂本:ふむふむ。

川本:インターンに応募した当初の主な目的であった知識面に関しては、やはり SNS 広告やデジタルマーケティングの実践的な知識が当初と比べて身についたと思います。特に様々な業界や企業に Smartly.io が導入された事例はとても勉強になりました。

坂本:海外事例の日本語ローカライズとか、めちゃくちゃやってもらったもんね。具体的な事例が、一番いい教科書だよね。

Smartly.io の事例紹介ページ (日本語) はこちら

川本:広告の知識以外にも、SaaS 企業である Smartly.io で、坂本さんが行うセールス、荒井さんのカスタマーサクセス、グローバルチームとのやり取り、日本での事業のスケールなどを間近で見れたのは、とても刺激的でした。

坂本:それはそれは。就職先は SaaS ではないけど、外資でマーケ系だから、けっこう直接的に役立つような知識も多いんじゃないかな。

川本:知識面でも本当に勉強になったのですが、マインドセット面でも大きな収穫があったと思います。インターンを始めたきっかけでもありますが、興味を持ったことにとりあえず挑戦してみることは大事だなと思いました。ダメ元で坂本さんに DM してみたことがきっかけでインターンを始めたわけですが本当に貴重な経験ができたので。

坂本:そうだよね。無視されたり断られたりしても、何かを失うわけではないもんね。その一歩のおかげで、僕らも大いに助かったし。笑

川本:あとは与えられたタスクだけでなく、目的のために必要な仕事を自分から取りに行く癖がつけられたことは、自分にとって意外と大きな成長なのかなと思います。

坂本:慣れもあるかもしれないけど、どんどん自分から手を挙げたり、やり方を独自に工夫してくれるようになったよね。なんというか、こっちが依頼者で川本くんが受託者、っていうんじゃなくて、同じゴールを目指すチームの一員になってくれた感覚があったよ。

川本:スタートアップで働く人のマインドセットが少しだけわかったような気がします。笑

坂本:正直、全然ちゃんとした教育・指導みたいなこと出来てなかったと反省してるんやけど、これだけ多くのことが得られたって言ってくれるのは嬉しいね。川本さんが自分から積極的に動いた結果やと思うわ、素晴らしい。

インターンの探し方

坂本:川本さんが卒業しちゃうから、僕らも年明けから後任を探して、無事に採用することが出来たんやけど、たいして宣伝してない割にはたくさん応募してもらったんよね。長期インターン探してる学生って多いんやね。

川本:僕の周りにも多いですね。コロナで大学のサークル活動等もやりにくいので、インターンに挑戦しようとしている学生は増えてる気がします。

坂本:確かに。まだオフラインでの活動はけっこう制限されちゃってるもんねえ。

川本:あとは就活が終わって、自分の興味のある分野がある程度固まってから、新しくインターンを始める人も多いですね。

坂本:4 年生の応募は確かに一定割合いるね。就活時期だと確かに、インターンなんてしてる場合じゃなかったりするもんなぁ。

川本:とはいえ 4 年生でしかも秋以降って、最大でも半年くらいしか働けないので、中には採用対象外の会社も少なくないみたいなんですよね。なので、雇っていただいて本当にありがたかったです。

坂本:そういう学生に向けて、こういう風にインターンを見つける・選ぶのが良いよっていうアドバイスとかはある?

川本:選び方の基準は色々とあると思いますが、せっかくのインターンなので自分の興味のある分野の中から見つけるのがいいと思います。やりたいことが特に決まっていない人は直感でも良いと思います。そうしたら自分の興味があることを学ばせてもらいながらお金ももらえることになると思うので。笑

坂本:ちゃんと会社にも貢献してる前提でね。笑

川本:あと、少人数の会社に応募した方が色々と面白い仕事を経験できるかもしれないですね。

坂本:その分、体制や制度が整っていないっていうのは要注意やけどね。人によってはストレスに感じるかも。川本くんには向いてたんやね。

川本:あとはやっぱり、コロナ禍で採用枠が減ってきていると思うので、積極的にアプローチした方が良いと思います。もしかしたらまだ応募が出ていない会社でも、僕のように運良く採用してもらえるかもしれないです。

坂本:それは実際あると思う!積極的な子だな、ってポジティブな印象受けるもんね、仮にすぐに採用されなかったとしても。

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坂本:最後に全然違う話題なんやけど、川本さん新卒で就職してからもしばらくリモートワークってことで、けっこう働く環境に投資してたやん?

川本:最初に頂いたインターンのお給料はまず環境に投資しました。リモートワーク環境はそのまま生産性に直結すると思ったからです。仕事道具はケチらない主義なのでガンガン投資しました。笑

坂本:その中でも特に買って良かったものとかってある?

川本:まず最初はノートPCスタンドですね。

川本:PC の裏側に貼り付けて、使用するときだけスタンドを引き出すと PC に角度をつけることができます。このスタンドによって画面の位置が高くなり、視線が上がるので、長時間作業していても首や肩が疲れにくくなります。

坂本:これ良い!僕すごい仕事中、首が下向いてるんよね。。

川本:さらに PC の熱放出の効率が良くなって、PC が熱くなりにくいというメリットもあります。外で作業することも多いので、これは本当に買ってよかったなと思います。

坂本:ちょうど最近 PC 替えて、スタンドどうしよっかなーって思ってたから、これ買うわ。っていうか今喋りながら買った(笑)。

川本:次に、小さい画面で作業するのが不自由だったので、人生で初めてモニタを買ってみたのですが、もっと早く買っておけばよかったと後悔するくらい快適になりました。

坂本:モニタね〜。僕、営業で外出多いから、モニタに繋いだり外したりした時に画面のレイアウトがワケ分からんくなるのが嫌で、ずっとモニタ使わず laptop の画面そのまま使ってるんよね。

川本:僕はそれでいうと、MacBook のクラムシェルモードという機能を使ってノート PC を閉じたまま接続して、画面をそのまま拡大してモニターに出力しています。

坂本:え、そんな機能あったんや。。単純に laptop の画面がそのまんま大きくモニタに表示されるってことか、良いな。

川本:インターンの業務でも、複数のタブを同時に参照しながら作業したり、スプレッドシートの細かいセルを見たりすることが多かったので、大画面での作業はとても快適でした。

川本:これがノート PC からモニタやスピーカ等に出力をする際に便利なドッキングステーションです。これを使えば USB 端子を MacBook に繋ぐだけですぐに出力を行なってくれますし、カメラとか色んなデバイスを繋げておけば、毎回の接続が一瞬で終わります。配線もごちゃごちゃしないので机周りがすっきりします。

坂本:こんな便利なものがあったのね...まだウチの会社もしばらく自宅勤務が続きそうやから、一式揃えて快適な仕事環境整えてみようかな!

最後に

坂本:あらためて、大学と Smartly.io のインターンの卒業おめでとう!短い期間で、受け入れや教育とか体制が全く無い中で、仕事をきっちりやってくれただけでなく、ちゃんと川本さんが自分の成長にも繋げられたってことが本当に嬉しい。

川本:短い間ではありましたが本当にお世話になりました。こんなに近くで社会人の方とお仕事させていただいたのは初めてでしたが、本当に勉強になることばかりでした。ありがとうございました!

坂本:これからの長い社会人人生でも、この半年と同じかそれ以上のスピードで色んなものを吸収して、どんどん成長しちゃってください!Smartly.io の第一号インターン卒業生としてめちゃ活躍して欲しいし、あわよくば数年後、日本で今以上に拡大しているはずの Smartly.io に出戻ってくれることをうっすら期待してます(笑)。

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Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)

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へぇ、こういうのがスキなんや(ニヤニヤ
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モバイルアプリマーケティングの専門家です。外資系広告プラットフォーム企業勤務。ちょっぴりエンジェル投資なんかもしてます。アプリ開発もやってます。