見出し画像

『スーパーアプリ』が日本では来ないと思っている理由

友達とメッセでした会話をまとめてみました。色んな意見を聞きたいので、コメントやメッセ・DM 等ぜひお気軽に投げてください。

スーパーアプリって何?

Yahoo!Japan と LINE の経営統合で、日本でも『スーパーアプリ』(SuperApp) が爆誕するんじゃないか!?って機運が高まっています...ね?高まっていますか??笑

スーパーアプリとは、すんごい簡単に言うと、1 つのアプリの中にすんごい色んな機能が詰め込まれているやーつです。たくさんアプリをダウンロードしなくても、1 つのアプリだけでだいたい完結しちゃう、みたいな。

東南アジアの Grab (元々タクシー配車、からのフードデリバリー、ホテル予約、映像配信、とかが詰め込まれてる)、中国の WeChat、とかが有名どころですね。

個人的な見立てとしては、スーパーアプリは実はあんまり日本では『こない』んじゃないかと思ってます。

まずファクトとして、スーパーアプリって、東南アジアと中国でしか流行ってなくて、先進国ではこれといったものが無いんですよね。

成長国・発展途上国でなぜスーパーアプリが出来上がったか

その理由として、発展途上国はいわゆるブラウザのインターネットの時代をすっとばしていきなりスマホ・アプリの時代にきたというのと、通信環境 (ブラウザだと安定しない) みたいな要因もあって

・サービスはブラウザじゃなくてアプリで使う、というユーザー側のパーセプション
・ブラウザで "既存の良いサービス" が存在していない、という環境

が成立しているんです。

かつ、Grab とか WeChat みたいな、実需に基づいてユーザーシェアの 90% をとってるみたいなモンスターアプリが生まれて、ユーザー的にも、そのアプリに新しいサービスがついてればそれで十分じゃん、みたいな環境になっていますと。

そうすると、競争環境としても、スーパーアプリのユーザーベースをひっくり返すようなサービスをゼロから立ち上げるのは難しいよね、っていうになるわけです。

良いサービスが出来たら、スーパーアプリ側はパクって組み込んでしまえば良いわけですからね。

で、必然的に既存スーパーアプリにどんどんサービスが追加されていって、それがユーザー的にも一番便利だ、みたいな状況になっていったんだろうなぁと見ています。

先進国ではどうなんよ?

かたや日本はじめ先進国は、すでに複数サービスが乱立していて、たとえば楽天とか LINE みたいな単独エコシステムの中にすでにユーザーが納まっているという状況ではありません。

例えば、決済を PayPay が独占している、とかでもない現状ですし。

かつ、開発力や資本力やその他諸々の要因で、彼らも『後から出てきたサービスを、素晴らしいクオリティでパクって、資本力で蹂躙する』みたいな圧倒的プレイを出来てないですよね。

なので、今後もスーパーアプリは出てこないんじゃないかなーと。出てくるイメージがわかないです。

"外資" の存在がさらに邪魔をする

『外資が本気で参入してこない』っていうのも東南アジア・中国のポイントだと思っています。

東南アジアはまだ購買力が低い、中国は規制がある、あとそもそもローカルすぎて参入障壁高い、とかまぁ深くは語りませんが、(一部例外を除いて) これらの国では外資大手があんまり覇権を握ってないんですよね。

日本だと、それこそユーザーの生活のどこかは必ずGAFAが押さえちゃってるじゃないですか。検索は Google、通販は Amazon、動画コンテンツは Netflix や Amazon Prime、現にこの会話も LINE じゃなく Facebook でしたしw

なので、日本初のローカルサービスで『(ほぼ) 全てこのアプリの中で完結するよ!』って本来の意味でのスーパーアプリは、今後も出てこないんじゃないかっていうのがぼくの見立てです。

そんなかんじです。冒頭にも書きましたが、違った意見とか、こういう理由もあるよねーみたいな雑談したいので、気軽にコメントとかください!

Q

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)

この記事が学びになったよという方は、少しでもサポートいただけると、今後も役に立つ記事を書くモチベーションになります。記事への「スキ」やSNSシェアも大歓迎です!応援してください!

へぇ、こういうのがスキなんや(ニヤニヤ
18
モバイルアプリマーケティングの専門家です。外資系広告プラットフォーム企業勤務。ちょっぴりエンジェル投資なんかもしてます。アプリ開発もやってます。