Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)
古い価値観を自分の子どもにインストールしないために
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古い価値観を自分の子どもにインストールしないために

Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)

PCR で陰性が出るまでスイスから日本に帰れま10!!2 週間の出張+バカンスの予定が、エラいことになってしまいました。どうも、サラリーマン・エンジェル投資家の坂本達夫です。
同情してくださったアナタ、よければ YouTube チャンネル登録してください。あと数週間は撮り溜めしてる分があります。

さて今日は子どもの教育の話です。ちょっと前に書いた『小学生の息子をプログラミング教室に通わせている話』は歴代 3 番目によく読まれてる記事なので、けっこう皆さん関心あるトピックなんじゃないかと思います。

今日はもっとコンセプチュアル (概念的) な話です。

まずは図の説明

トップに載せた図 (Google Slides で頑張って作った) を軽く説明します。

左から右に向かって時間が流れます。数字が年号ですね。
下にあるテキストが、ざっくりその時期に何が起きていたか。
んで帯の中にあるテキストが、その時代に流れていた価値観です。

価値観は 30 年ぐらい?かけて、徐々に変化していきます。これは変化というよりも、世代交代が起きてるってほうがイメージに近いかもしれない。古い価値観の人が、時間をかけて現場から退場していくカンジです。

戦争が 1945 年に終わって、徐々にそこから立ち直り、高度経済成長からバブル期にかけて『昭和な価値観』が全盛を迎えました。
めっちゃ勉強して、めっちゃ働いて、経済的に成功するのが良しとされた時代。年功序列、終身雇用、専業主婦、といったキーワードに代表される。

この勝ち組の例がクレヨンしんちゃんのパパ・野原ひろし。

僕は 1980 年代、ラスト数年の昭和生まれですが、自分の親世代がどっぷり生きてきた時代がコレですね。そして僕自身も、昭和の価値観をベースに育てられたし、自分に流れてる血が昭和色って自覚も何となくあります。

今 (2022年) はどういうタイミングなのか

『めっちゃ頑張れば良い感じになれるよ!!』って言われて育ったのに、もう記憶ある限りずっと不景気だったし (アベノミクスでも賃金上がってないし)、「コレ幸せに繋がってなくない?」と疑問を持つ人が徐々に増えてきている感じ。(個人の感想です)

一方で、戦時中までの『お国のために』、戦後・昭和の『24 時間働けますか』のような、"これが至上だよ" っていうイデオロギーが無い (見つかっていない or 広く共有されていない) タイミングなのかとも思います。

図でいうとこの、新しい価値観へ移行し始めているんだけど、マジョリティはまだ古い価値観のままだし (年齢分布のせいで前回の価値観移行よりも進行が遅い?)、そもそも新しい価値観って何かってのも分かっていないし。

起業、フリーランス、インフルエンサーみたいな "新しい" 生き方・働き方がカッコよく見えるのは、古い価値観から先行して抜け出しているのがカッコよく見える、ってことなのかなーとか。

同一の "新しい価値観" なんてものが世の中で広く共有されることはなくて、これからはもっと "分散 (あるいは分断) した価値観" が当たり前になるのかもしれない。

次の世代を育てるにあたって

僕自身、小学生の子どもが 2 人いて、色々考えるんですよね…
『頑張れば幸せになれる』っつって、塾行って受験しーの進学からの就活して優良企業、ってルートを歩かせたところで、幸せエンディングが待ってる保証なんて無いことは分かってる。

なのに『頑張れ』って言えるか??

少なくとも、自分たちが受けてきたのと同じ (昭和な) 価値観で教育するのは、子どもが大きくなる 10-20 年後の幸せには繋がらない気がするんですわ。
その頃には今よりもっと、価値観の入れ替わりが起きてるはずだから。

じゃあ何が "良しとされる" のかは、まだよくわからない。広く共有された価値観、がまだないから。
それが出てくるまでは、自分の頭で "自分自身を幸せにしてくれるものは何か" を考えないといけないんだろうな…
そして自分でそれを見つけられない・考えられない人は、世間や他人の価値観にグチャグチャかき混ぜられて、ストレスになる。

っていう中で、

僕はとりあえず、自分自身が "良しとされて" きたことに囚われないこと、特に、自分よりもさらに上の世代の人たちの価値観に『従わない』ことを意識しています。

人間的に嫌いだから、ではないんだよ。普遍的に良い部分も取り入れるよ。
けど、あーその価値観が子どもにインストールされると将来邪魔になりそうだな、みたいなものは全力でブロックさせていただく所存です。

例えば…塾に行きなさい、偏差値上げなさい、良い学校に行きなさい (でなきゃ人生ダメになるわよ) とかね。
別に塾も偏差値も良い学校も、それ自体アカンことはないんやけど、そこを目指せば必ず幸せになれる時代も、それに失敗したら人生落伍者とみなされる時代も、もう終わりが近づいているかもしれないわけですよ。

こういうのを、じぃじ・ばぁばが言ってきたときに、あーはいはい、ってしなやかにブロックするのが親の仕事かなー、なんて思ってます。

自分から子どもへの接し方やメッセージの伝え方は、すごく難しいです。自分の価値観が、子どもが大人になる頃には、古くて邪魔な呪いになってしまっているかもしれないわけだから。

子どもはどうやって価値観を紡いでいくんですかね

親からインストールするのでなく、どうやって子どもが価値観を築いていくのか…
とても希望的な観測だけど、親が邪魔さえしなければ、じきに自分で見つけていくような気がします。

もしかすると、分散した・多様な価値観の中から、自分に合ったものを見つけて、他の価値観とも共存する、みたいな生き方が必要な時代になるのかもしれない。

いずれにせよ、親や上の世代、単一の文化、単一の価値観にしか触れないのは、リスクがとても大きい時代だなと思うので、

色んなバックグラウンドの、色んな文化の、色んな価値観の人と触れる機会を、親としては多く作ってあげたいなと思うのであります。


最後ふわっとしちゃったけど、今回はこんなかんじですかね!

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Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)
モバイルアプリマーケティングの専門家です。外資系広告プラットフォーム企業勤務。ちょっぴりエンジェル投資なんかもしてます。アプリ開発もやってます。