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Smartlyにジョインして1年経ちましたが、ぼくは元気です

3年半勤めたAppLovinを辞め、昨年 2019年2月にSmartly.ioに日本1人目のメンバーとしてジョインしました。

Smartly.ioはフィンランドに本社を持つ、SNS広告の運用ソリューションとしては世界トップシェアの会社です。Smartly.ioがどういうものかサクッと知りたいって方は、この記事をどうぞ。

『ツールを使ってSNS広告を運用する』という、海外では当たり前な習慣を、代理店文化が根強い日本でも広めるべく奮闘。

しかし最初の半年は、クライアントの獲得と定着にめちゃくちゃ苦労しました。なんで上手くいかなかったのかという振り返りを、下記の記事にまとめています。

そこから色んな方に教えを請いに回りました。例えば App Annie Japan カントリーマネージャの向井さんには、エンタープライズ向け営業のやり方を基礎から懇切丁寧に教えてもらいました。なんの見返りもないのに。神ですか?

2019年12月の『SaaSビジネス アドベントカレンダー』や、2020年3月の『SaaS Lovers』といったリレーブログ (元Datorama、現RevCommの小松さん主宰) 企画にライターの1人として参加させてもらい、他のSaaS猛者たちから学びを得られたのも非常に大きかったです。

(ボリューム大きすぎてまだ消化しきれていない。笑)

それらの学びを自分の中で消化し、行動を変え、愚直に活動を積み重ねた結果、年末年始あたりから『Smartly.ioを活用して一緒に成功しようとコミットしてくれる』クライアントがちらほら出始めました。

なので今年に入ってからは、自分のリソースの大部分を、それらのクライアントを成功させること (いわゆるカスタマーサクセス) に割いています。

入社当初に想定していたよりもずっと遅い立ち上がりだったのもあって、このクライアントをまた短期で失ってしまったら、もう終わりだ...立ち直れない...みたいな危機感とか悲壮感みたいなのも正直ありました。

本来の役割は新規営業なので、今期のボーナスは見込めないけど(笑)、自分の短期的なゴールよりもSmartly.io Japanの中長期的な成長を優先させた結果なので、正しい判断だったと思ってます。

おかげで、それらのクライアントからは「こういう使い方をしたいんだけど、どうすればいいの?」といった質問が連日Slackで飛んでくるようになりました。こちらから「これやりましょう」ってプッシュしなくてもよいのは、非常に良いサインなのではないでしょうか。

今年に入ってからは毎月着実に業績も伸び続けています。

また、同時並行で、ぼくが既存クライアントにかかりっきりの状況が続くと新規開拓が出来ない というのを理由に上層部に交渉を続け、このたび日本2人目の採用が決まりました!念願のカスタマーサクセス担当が、4月中旬には入社してくれます。

コロナで大変な状況で、彼にオファーを出した直後に、会社として一旦 (状況の先行きが見えるまで) 新規採用を止めることが決まりました。ギリギリのタイミングでした...。

なお海外企業のレイオフが話題になっていますが、Smartly.ioは人を無茶苦茶大事にする社風というのと、元来から黒字経営でキャッシュもそれなりに留保していること、またマーケ領域とはいえSaaSなのでそこまで極端に売上が落ちていないことなどから、現時点ではレイオフ等は一切行われてません。

個人的にも、予算未達とはいえそれなりに大変な新市場の立ち上げを頑張ってきたということで、ほんの僅かにおちんぎんが上がりますた。笑

というかんじで、もう始まってるけどSmartly.io Japan 2年目は、戦力 YoY +100%でますます頑張ります。

日本でもフル活用して広告運用を変革するところが出てきたし、自分自身も各社の課題に合わせてベストな活用方法を提案出来るようになってきたので、少しでも興味あるよって人はいつでもDMやメッセでご連絡ください!

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