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死神の目を手に入れた若手VCの話

どうも、元 Google の坂本です👍 YouTube チャンネル『坂本達夫のスタートアップ酒場!!』で色んなスタートアップの人と対談してるので、チャンネル登録お願いします😄 ⬇︎⬇︎⬇︎

これは、友達から聞いた話なんですが、そのまた友達で若手 VC をやってる方についての実話です。

その若手 VC の方を仮に S さんと呼びます。

S さんは VC になる前、とある国内スタートアップで働いていたんですね。

わりかしハードな働き方を求められるスタートアップで、社長も常に目が笑ってないタイプ。特に社内に対してはめちゃ厳しくて、メンバーからは恐れられていたそうです。

その社長の机の上に、表紙に『Death Note』と書かれた黒いノートが置かれているのを、ある日 S さんは発見します。

手にとったところで社長に見つかり、中身を見ることは出来なかったのですが、デスノートに触れたことで S さんは死神が見えるようになりました。

さらに S さん、なんと死神と取引をすることで『死神の目』を手に入れました。

作中では、自分の寿命の半分と引き換えに死神の目を手に入れると、相手の名前と寿命を見ることが出来るようになりますよね。

が、しかし

VC になりたかった S さんが見えるようにしてもらったのは、相手の寿命ではなく、相手が経営している会社の『将来のバリュエーション』と『EXIT までの年数』。

例えば、将来企業価値が 1,000 億円になる会社を経営しているスタートアップ社長の顔の上には【100,000,000,000 | 5年】という文字が浮かび上がって見えるんです。

その人が経営している会社は、5 年で EXIT をして、その時のバリュエーションは分かりませんが、いずれ企業価値は 1,000 億円に達する、ということ。

その目を手に入れた S さんはすぐに VC として独立。

ゆーても若手なのと、『死神の目』を理由に投資委員会を通すことなんて出来ないので、必ずしも投資したいところ (= S さんだけは "成功する" と分かっている会社) 全てに投資できているわけではないそうですが、このコロナ禍でも積極的に投資しています。

そんな S さん、さぞイケイケドンドンなのかと思いきや、友人いわく、最近あんまり元気が無いらしいんですよね。

VC としては成功を確約されたようなものなのに (寿命は半分になっちゃったけど笑)、どうして元気がないのか? と友人が S さんに聞いたところ、その答えがこちら。

「会う起業家のほとんどが、将来の企業価値 ゼロ って出てる。既存投資先にもけっこうゼロがいる。分かってたことだし、当たり前なんだけど、改めて可視化されると凹む」

みなさんは、こんな『死神の目』欲しいですか? YouTube チャンネルに登録したあと、コメントや Twitter で感想を教えてね😂

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