#旬トレ をメンバーに受講させたマネージャ目線の話
ぼくが (勝手に) セールスの師と仰ぐ Well Direction 向井俊介さんの営業トレーニングを、Moloco Japanメンバー全員で受講しました。
旬トレ is 何
僕は自分が現場でセールスをやっていた (そして売れなくて死にそうだった) 頃にこのトレーニングを受け、見事に開眼 👁️
1年でARR 1億円を達成。
あまりにもトレーニング内容が良すぎたので、僕のエンジェル投資先の社長やセールス部門の人を対象に勉強会を開催してもらいました。
そこから人気に火がついて、今では 3 ヶ月先まで予約が取れない人気の研修プログラム『旬トレ』に。寿司屋か🍣
ちなみに当時のトレーニングの内容がこちら。
久しぶりに受けた今回のトレーニングは、大枠の内容はこちらの内容を踏襲しつつ、細かいところに進化の形跡が見られましたね。さすが大学院で研究されただけあります。
名店で修行したあと独立した寿司屋か🍣
ほんで俺、弟子やのに偉そうやな
なんで旬トレをメンバー全員に受けさせたのか
理由は 3 つあります。
メンバーの営業力アップ
メンバーのモチベーションアップ
チーム内での共通言語作り
1. メンバーの営業力アップ
うちのメンバーは総合すると皆 地頭が良く、かつ真面目なので、いま 100 あるビジネスを落とさずに 100 を維持する、あるいは 105、110 ぐらいに伸ばすことは出来ています。
ただ一方で、「まじめにコツコツ頑張る」だけでは、200 とかまでジャンプアップさせるのって難しいじゃないですか。
それが出来ないのは、能力が足りないからではなく、やり方を知らないからだろうと考えました。
なら教えるのが一番上手い人に教えてもらえばいいじゃん、と。
それによってメンバーが大きなインパクトを出せるようになれば、Moloco の最高のプロダクトがより大きな価値を出すようになるし、クライアントももっと幸せになる。
メンバー個人のバリューも上がる。ボーナスが増える。年収が上がる。転職偏差値が上がる。
(出来れば転職はして欲しくないけど、そのためには「Molocoにいた方が自分の価値が上がる」と思ってもらわないとね。)
10年後には、Molocoの卒業生が各界で活躍しまくっていて欲しいよね。
有名店の大将がみんな若い頃に修行してた名店、みたいに🍣
2. メンバーのモチベーションアップ
僕自身も割とそうなのですが、Molocoのメンバーもみんな、学びに対してハングリーなんですよね。
新しい知識やノウハウを得ると、テンションが上がって、アニメの最新話を見た直後のように「ヤバくね!?」と声をかけ合います。
どうやったらその日から得た知識をビジネスに活用できるかを考えて、血圧が上がりはじめます。
肌感覚ですが、おそらく「これで年収が上がるぜ」というだけではない、知的好奇心が刺激されることによる幸せなんじゃないかと。
この3ヶ月、Spider Labsさんによるアドフラウド勉強会、リバティーンズさんによるASO勉強会、と毎月何かしら新しいマニアックな知識を得る機会を作ってきました。
知識が増えると、自己肯定感上がりますよね。
お客さんから『ベンダー』じゃなくて『ビジネスパートナー』として認めてもらうには、やっぱり知識は少ないよりも多いほうが良いし。
握りの前の肴も、最近は品数多いのが流行ってますもんね🍣
3. チーム内での共通言語作り
元々バックグラウンドが違う人が集まって出来たチームなので (それ自体は超いいこと)、みんなの『当たり前』が違うのは当たり前。
なのでミスコミュニケーションが起きる。
ポカミスを無くそうと思うと、とても仔細なプロンプトを書かないといけない。(対人間でも)
人が増えるごとに非効率が増していく。1+1が2未満にしかならない。
この現象を防ぐ方法の 1 つが『チームみんなが同じ言葉を話すこと』だと思うんです。
日本語とか英語みたいな、何語を話すかっていう言語の話ではありません。
同じモノ・事象・概念を説明するときに、みんなが同じ単語やフレーズを使うこと。
逆に、ある単語やフレーズや文章を聞いたときに、みんなが同じものをイメージすること。
そのシンクロ率の高さのことです。
昨日の旬トレが終わるやいなや、みんな速攻で同じ言葉を喋り始めていました。
「CPIを下げたい?それが本当にお客さんの課題なん?」
「来月から新規キャンペーン開始?ちゃんとEBと話してる?」
などなど。
専門用語覚えたてで、つい「アガリ」とか「ムラサキ」とか言いたくなっちゃうヒヨッコみたいですね🍣
でもこれで、個人力だけじゃなく、組織力も確実に上がりましたよ。
この 3 ヶ月を経て坂本達夫は
社内研修担当、という実績をアンロックしました