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シード期のスタートアップの役員報酬をどうするのか問題

Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)

Twitter で思いがけずバズったこちらの投稿を、流れてどこかに行ってしまわないよう保存しておく目的の投稿です。

来期以降の役員報酬どうしましょう

投資先社長(シード)から、『来期以降の役員報酬どうしようか』と相談されました。
彼はいい大学出てて、若くて独身、現在は一般的な新卒給与より安い水準。

回答 : 良い感じにアゲてこう

ます個人的には、"余計なことが気にならないレベル" まで積極的に上げたほうがいいと思っています。

なんなら今の倍ぐらいにしても問題ないと思います。大学の同級生はみんな、リクルートとか P&G 行ったらもっともらうはず。

ただ、いきなり倍増だと VC がびっくりするかもしれないから笑 「今ここまであげます」っていう短期的なコミュニケーションじゃなくて

「中期的には会社をこれぐらいにして、自分たちのおちんぎんはこれぐらいにしたいと思ってます。そのステップとして今回これぐらいにしたいと思ってるんですがどうでしょう」ってコミュニケーションにする。

たとえば、

3年後にベンチマーク(シリーズx)を達成できていたら月 60 万にする、なので

  • 今年 20->30

  • 来年 30->40

  • 再来年 40->60 (ベンチマーク達成できてたら)

みたいな伝え方にしたほうがいいかもしれない。(数字は sample)
というか、こう言われたら断るのが難しい気がするw

役員報酬だけじゃなくメンバーの給与も上げよう

なお、役員だけでなくメンバーレベルの昇給もあわせて検討したほうがいいです。

少しでもいいので昇給させて、社長から感謝を直接伝えたりとかすると、めちゃくちゃロイヤリティとやる気増すので。

株主なり周りの人に今回の役員報酬引き上げについて話すときにも、「社員やアルバイトとか含めて全員上げました」とか「先に自分たちよりメンバーの給料上げるのを検討しました」って言えると、ポーズとしても凄くカッコいいしね。笑

そしてそういう『いい会社だ』とメンバーが思うと、リファラルとか離職率低下みたいな副次効果が出ると思ふ。

かっちりした人事制度なく、しかし公平性を担保しながらの昇給

ただ、今のシード段階でかっちりした人事制度を作るのは大変だし、後にどうせ作り直す必要がきっと出てきます。

  • ルールがないと不公平感でる

  • ルール作るのは今は大変

だから『2021年までに入社した人は全員何パーセント、あるいは何万円アップ』でいいと思います。
ざっくり公平に。笑

金額は小さくて良い。
この会社は伸びたら給料上げてくれるんだ、という希望を抱かせるのが大事。

それがないと「ずっと給料上がらないのかな」って疑念がいずれ湧いてきます。

まとめ : こうなったら理想

「全員のおかげでサービス伸びて、調達もできました」
「まだ全然これからだけど、これまでのみんなの貢献に感謝する意味も含めて、ほんの少しだけ昇給します」

「大きな会社みたいな制度はまだないし、全員が成し遂げたことなので、昇給基準は正社員・アルバイトとか雇用形態ごとに一律です」
「ゆくゆくはちゃんとした人事制度作ります」

「もっと給料上げたいし、そのためにはもっとみんなに協力してもらいたいので、引き続きチーム一丸で頑張っていきましょう!」

皆「うおおおお🔥🔥🔥」

最後に宣伝

こんな偉そうなことを語ってる僕ですが、自分自身はマネジメント経験がまだ 1 年未満。
新人マネージャーとして最初にどんな学習をしたのか、note にまとめました。

これもけっこう評価良かったのでぜひ読んでみてください。

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あるいは、カジュアルにお話聞いてみたい〜みたいなのも welcome なので、ぜひ気軽に Twitter @tatsuosakamoto までご連絡ください。

そんなかんじかな!

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Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)

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Tatsuo Sakamoto (坂本 達夫)
モバイルアプリマーケティングの専門家です。外資系広告プラットフォーム企業勤務。ちょっぴりエンジェル投資なんかもしてます。アプリ開発もやってます。